2011年1月28日20時8分
【ソウル=牧野愛博】日韓両政府は、韓国の金星煥(キム・ソンファン)外交通商相が2月16、17両日に訪日する方向で最終調整に入った。金外相は昨年10月に現職に就任。訪日は11月に李明博(イ・ミョンバク)大統領に随行して訪問して以来で、単独訪問は初めて。対話局面に入った対北朝鮮外交での調整が焦点になる。 金外相は訪問中、前原誠司外相や菅直人首相らと会談する。金外相は一連の会談で、南北関係が改善するまで、日朝交渉や6者協議開催を急がないよう協力を求めるとみられる。日韓は今月ソウルでの外相会談で日朝交渉より南北対話を優先させる方針を確認。南北対話は2月11日の板門店での軍事実務者接触で始まる見通しだが、どこまで進展するかは不透明な状況だ。 このほか、両政府は今年上半期の実現を目指す李大統領の日本への国賓訪問や安全保障協力、日韓経済連携協定(EPA)締結交渉の早期再開などの問題について意見を交換する見通しだ。