2011年1月13日17時37分 【ソウル=箱田哲也】韓国の金星煥(キム・ソンファン)外交通商相は13日、通信社の聯合ニュースと会見し、北朝鮮が「電力供給目的」として進めるウラン濃縮について「エネルギー問題解決のためとは考えにくい。核兵器を作る意図とみられる」と語った。核実験の可能性に関しては「具体的な動向は捉えられていないが、可能性は排除できない」と述べた。 北朝鮮は12日、一方的に閉鎖していた板門店にある南北赤十字連絡代表部の対話チャンネルを開通させ、開城工業団地の南北経済協力協議事務所の凍結も解除。さらに金剛山観光事業の再開と開城工団事業に関する協議を、それぞれ2月9日と11日に開城で開くよう提案した。 金外相はこれらの対話攻勢について「偽りの平和攻勢で(韓国)国内の葛藤を企てているのではないか」と述べ、本格的な南北対話再開には軍事挑発行為に対して何らかの責任をとることや再発防止の確約などが必要だと語った。 日朝対話に前向きな意向を示した前原誠司外相の発言に関して金外相は「原則的な発言だ。日本が韓国との協議なく北と対話することはないだろう。前原外相に発言の背景を確認したい」と述べた。